←発足集会
〈石川淳研究会〉第2回研究会のお知らせ
第2回研究会を下記のとおり開催することになりました。皆様のご出席・ご参加を期待します。
なお、当日は、総会を開催し、「会則」の決定、事務局の設置、運営委員及び運営委員長の選出
等を行ないます。
会場設定の都合上、研究会・懇親会にご出席の方は、準備人までご一報下さるようお願い致しま
す。また、当日ご欠席の方も、会則(案)についてご意見・ご要望などがありましたら、ぜひと
も準備人までお寄せ下さい。(連絡先はこちらをクリック)
翌9月12日(日)に、ちょっとした京都観光(詩仙堂・曼殊院)を計画しています。興味のある方
はこちらのほうもご参加下さい。(具体的なご案内は研究会当日にいたします。)
2004年6月19日 石川淳研究会準備人 重松恵美・杉浦晋・山口俊雄
----------------------------------------------------------------------------
2004年9月11日(土)13:00〜 花園大学 栽松館3階 会議室にて
----------------------------------------------------------------------------
開会の辞 浅子逸男氏(花園大学)
(1)13:00〜「普賢」試論―「しやべることば」の分析から―
報告者:安西晋二(國學院大學大学院)
(2)14:00〜〈特集:「白描」をめぐって〉
『白描』におけるユダヤ人 報告者:西垣尚子(智辯学園)
芸術とは何か、白描とは何か 報告者:重松恵美(佛教大学)
ディスカッサント:山口俊雄(愛知県立大学)
(3)15:50〜〈最近発表された石川淳論の合評会〉
取り上げる予定のテクスト
○神崎祥生「石川淳の「文学」概念―昭和十年代について」
『国語と国文学』2003・11
○木下啓「石川淳と歌舞伎―『雪のイヴ』、『鳴神』など」
『(明治大学大学院)文学研究論集』2004・2
○重松恵美「石川淳と安部公房―『鳴神』『飢餓同盟』の描く労働運動の諸相」
『梅花日文論叢』2004・3
○山口俊雄「石川淳・一九二〇年代から三〇年代へ―芥川龍之介・牧野信一・柳田國男からの影響」
『説林』2004・3 ほか
(4)17:00〜総会
閉会の辞 杉浦晋(埼玉大学)
(5)18:00〜懇親会
-------------------------------------------------------------------------
【発表要旨】「普賢」試論―「しやべることば」の分析から―
「普賢」において「ことば」とは、作品のタイトルにも関わる問題である。語り手「わたし」は、
自らの言葉を殊更に「しやべることば」だと強調し、「しやべることば」であるがゆえに、「聲帶の
ふるへ、舌のそよぎが理性の襞をつまらせる滓となつて、不幸の核心に突き入る力をうしなはせて
ゐるのであらう」という。そして「わたし」は、「肉體の臭気を絶縁した精錬されたることば」(書
き言葉)を希求しつつも、それを手にすることはできない。はからずも選び取られたかのような
「しやべることば」によって「わたし」は、何を語り、あるいは何を語ることができないのか。そこ
で、「しやべることば」に焦点をあて、「普賢」の方法及び作品世界の分析・検討を試みたい。
【発表要旨】『白描』におけるユダヤ人
『白描』には多くの外国人が登場するが、先行研究ではブルーノ・タウトのモデル問題を扱うこと
が多かった。今回の発表では、兵作・敬子とその一族について考察してみたい。彼らは神戸の出身で
ある。言うまでもなく、神戸は横浜と並んで外国人の居住率の高かった都市であった。そのような環
境において「ユダヤ人」はどのような存在であったのかを考証する。また、『白描』において「ユダヤ
人」はどのように描かれているのかについて論じる。
【発表要旨】「芸術とは何か、白描とは何か」
石川淳の小説「白描」について、次の二点の問題を考えています。第一に、「履霜」「マルスの歌」の
作品系列に「白描」を置いた場合、作中に描き出された時代状況を検討する必要があるだろうというこ
と。第二に、評論集「文学大概」との関係を念頭においた場合、作中に展開される数々の芸術論を検討
する必要があるだろうということ。この二点を課題としまして、今回は特に二人の人物をとりあげます。
「白描」に登場する亡命芸術家、クラウス博士とリイピナ夫人です。そして、彼らのモデルとされるブ
ルーノ・タウトとワルワラ・ブブノワの著作についても、併せて考えてみたいと思います。
==《会場》===========================================花園大学公式ウェブサイトより転載
花園大学 〒604-8456 京都市中京区西ノ京壺ノ内町8-1
Tel.075-811-5181(代表)
★会場となる栽松館は正門から入ってすぐです。
|
|
|
●総 会 資 料● 石川淳研究会会則(案)
第一条(名称)
本会は、石川淳研究会と称する。
第二条(目的)
本会は、石川淳とこれに関連する諸対象、諸領域の研究の推進を目的とする。
第三条(活動)
本会は、前条の目的を達成するため、次の活動を行う。
一、研究集会、セミナーなどの開催
二、機関誌、論集などの発行
三、その他の活動
第四条(会員)
本会の会員は、本会の目的に賛同し、会員として登録された個人または団体とする。
第五条(会員の権利と義務)
本会の会員は、第三条に定める活動に参加する権利を有する。また、その参加に際しては、必要と
された諸経費を応分に負担する義務を負う。
第六条(運営委員会)
本会には、以下の会務を担当する運営委員会を置く。運営委員会は、委員長のほか若干名の委員を
もって構成する。
一、第三条に定める活動に関わる実務
二、総務、財務などに関わる実務
第七条(会員総会)
本会は、毎年一回以上、総会を開催する。
第八条(会則の改訂)
会則の改定は、総会において決定する。
(運営委員の選任に関する細則)
一、この細則は、会則第六条の規定のうち、運営委員選任の施行について定める。
二、運営委員は、会員のうちから選任し、総会で承認を得る。
三、運営委員の任期は二年とし、再任を妨げない。
(事務局の設置に関する細則)
一、この細則は、会則第二条及び第三条に定める目的と活動、並びに第六条に定める運営委員
会の会務を円滑に行うための事務局設置について定める。
二、当分の間、事務局を以下に置くこととする。
愛知県立大学文学部国文学科 山口俊雄研究室
〒480−1198 愛知郡長久手町熊張字茨ケ廻間1522−3
tel 0561−64−1111(内線1808) fax 0561−64−1106(文学部共通)
(問い合わせ用電子メールアドレス ishikawa_jun【アットマーク】infoseek.jp)
この会則は二〇〇四(平成一六)年九月十一日より施行する。
←発足集会
| 広告 | 花 | 無料レンタルサーバー ブログ blog | |