〈石川淳研究会〉第3回研究会開催のお知らせ
石川淳研究会第3回研究会を下記のとおり開催します。
いま私たちが石川淳の評論集『森鴎外』(1941年)を読み直した時にどのような議論を提出できるか、という角度から、意見を交換する場にしたいと考えます。そこに示された個々の作品評価について当否を再検討することはもちろんのこと、鴎外=石川淳という作家論的系譜の問題、戦争と文学なる問題、等々、さまざまな議論を引き出すことが可能だと考えられますが、運営委員の5名を中心に意見交換の叩き台となる報告を行なった上で、自由討論を行ないたいと思います。運営委員が提示するのはあくまでも「叩き台」のつもりですから、ご出席の皆様からもさまざまな議論が提出されることを願っております。
なお、今回の研究会で得られた成果を、2005年9月に日本近代文学会東海支部との共催を予定している第4回研究会へつなげたいと考えております。
皆様のご出席・ご参加を期待します。
2005年1月5日 石川淳研究会運営委員会
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2005年3月12日(土) 13:00〜
青山学院大学・青山キャンパス 総研ビル(14号館)10階・17会議室
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(1)特集:石川淳『森鴎外』を読み直す
・運営委員(木下啓・重松恵美・杉浦晋・山口俊雄・若松伸哉)による報告
・自由討論
(2)最近発表された石川淳論の合評会
(3)総会
議題:次回9月の研究会のこと、会員リストをウェブサイトに掲げるための基準決定、他
(4)18:00〜懇親会